(旧版)高血圧治療ガイドライン2004

 
第4章 生活習慣の修正


6)禁煙

喫煙により一過性の血圧上昇をきたすことはよく知られているが、慢性的な影響として高血圧をきたすことはない157)。しかし、喫煙はβ遮断薬の降圧効果を減じることが知られている。喫煙は癌などの非循環器疾患のみならず、虚血性心疾患や脳卒中の強力な危険因子である157)。心筋梗塞の既往のある喫煙者は、禁煙が二次予防として有用であることが報告されている158)。したがって、高血圧患者は心血管合併症予防という観点から禁煙をすべきである。
 
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