(旧版)腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン
前 文
1.4 おわりに
腰椎椎間板ヘルニアが頻度の高い疾病であることを鑑みれば、今後の日本に適合する診療ガイドラインを新たに作成するためには、現在の診療ガイドラインの厳正な有効性評価を行い、また倫理規定を盛り込んだ臨床研究を行う必要がある。 またその結果に基づいて数年ごとにガイドラインを改訂していく必要があると考えられる。 このような科学的根拠に基づいて作成された診療ガイドラインを作成することは、患者の利益、医学発展、医療経済の観点から考えて日本整形外科学会の責務であると考えられる。