(旧版)大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン (改訂第2版)

 
 
前文
2 ガイドラインの構成と編集方法


2.5 統一化の程度と基準

エビデンスの項目は,アブストラクトフォームをもとに各章担当者がクリニカルクエスチョンの回答に必要な論文を選択し各論文の要旨をまとめた.採用された論文のエビデンスレベルについては,アブストラクトフォームを各章担当者を中心に改訂委員会で再度吟味して判定した.アブストラクトフォームの記載が不正確な場合,エビデンスレベルの判定が困難な場合,あるいは論文の内容をより詳細に検討する必要がある場合には,原著論文を改訂委員と各章担当者で再度査読し討論した.各エビデンスから求めたサイエンティフィックステートメントおよび推奨は主に各章担当者が最初に記述し,これを改訂委員会で協議して最終的に決定した.
推奨Gradeは,日本整形外科学会で統一的に定めたものに準拠している.
「ガイドラインは,臨床的根拠のみ列記したエビデンス集とは異なり,何らかの診断・治療・管理などの指針を示す必要性があるため,信頼できる高レベルのエビデンスがない場合も,積極的に推奨を記述すべきである」という基本方針に基づいて,本ガイドラインは作成した.
推奨・解説・サイエンティフィックステートメントの各項では,可能な限り用語の統一を図ったが,各論文から抽出したエビデンスは,アブストラクトフォームと原文にしたがって記載した.


 

 
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