(旧版)大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン (改訂第2版)

 
 
前文
2 ガイドラインの構成と編集方法


2.3 ガイドラインの読み方と注意事項

本ガイドラインでは,ここに書かれたもの以外の治療を禁止しているわけではなく,また,ここに書かれたとおりの治療を強制するものでもない.網羅的な文献の検索を行い,エビデンスに基づいてわかっていることとわかっていないことを明らかにし,臨床上の信頼性,有益性などを加味して推奨を記述している.エビデンスが不足している場合や,エビデンスはあっても結果や見解の一致がみられない場合には,専門家の判断で推奨していることもある.推奨に記述されている事項は必ずしもすべての患者に適用できるとは限らず,ガイドラインの記述を鵜呑みすることなく一人一人の患者がおかれた状況と利用しうる情報に基づいて,適切に判断すべきである.われわれは整形外科専門医に限らず,すべての医療従事者や患者にも本ガイドラインに示された情報が利用されることを切に願っている.
なお,文献番号の頭3文字,「F○F」は海外データベースから検索された文献,「F○J」は国内のデータベースから検索された文献,「F○R」はエビデンス評価とは別個に引用した文献であることを示している.2つのアルファベットの間に入る数字は初めて採用された版の数を示す.


 

 
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