(旧版)科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版

 
16.小児思春期糖尿病


解説

1.基本的事項
小児と成人とでは生理機能や心理精神構造が異なるため,小児・思春期の治療にあたっては,この年代の特殊性に配慮した上で,小児糖尿病を専門とした小児科医もしくは糖尿病専門医によって治療することが大切である.糖尿病の治療のみに留まらず,成長・発育に配慮した治療を行う.この際,家族の協力やチーム医療は必須であるa),b),c),i),j).糖尿病教育ならびに心理的ケアは,本人のみならず家族や保護者に対して十分に行う必要がある.学校関係者の理解も重要であり,友人の協力が必要となる場合も多い.小児糖尿病は1型,2型とも小児慢性特定疾患治療研究事業の対象となっており,申請時に18歳未満であり,継続の場合は20歳未満までが対象となる.

 
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