(旧版)科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版

 
15.糖尿病合併妊娠と妊娠糖尿病


解説

2.先天奇形と妊娠前管理
妊娠初期の高血糖と先天奇形および流産のリスクは正相関する.妊娠初期のHbA1cが7%,あるいは,初診時空腹時血糖値が120mg/dLを超える場合は,先天異常あるいは流産の発生リスクが高くなる可能性がある2),3),4)
妊娠前からの厳格な血糖管理と計画的な妊娠により,リスクを低くすることができる.ただし,妊娠継続の是非の決定は,本人および配偶者の意志を尊重する.また,GDMであっても,妊娠初期の血糖値が高ければ先天奇形の発生率が上昇する4)


 
ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す