(旧版)科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版

 
13.糖尿病に合併した高血圧


解説

2.臓器障害の評価
糖尿病に特有な細小血管症の有無や程度を評価するのはもちろんであるが,一般臨床検査では二次性高血圧を示唆する所見の有無と,血圧以外の危険因子の有無,臓器障害ならびに心血管系疾患の有無とその程度を評価する.一般臨床検査では,表2に示すような検査が勧められる.必要に応じて,脳MRI(magnetic resonance imaging)や頸部血管エコー・心エコーなどや,ABI(ankle-brachial index)の測定などにより,動脈硬化の程度を評価する.


表2 一般臨床検査
尿:アルブミンあるいは蛋白,糖,潜血,沈渣
血液生化学:血糖,HbA1c,脂質,肝腎機能,電解質
胸部X線写真
心電図

 
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