(旧版)科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン 改訂第2版

 
4.運動療法


解説

5.まとめ
運動療法の継続は心肺機能の向上や生活の質の改善のみならず,インスリン感受性や脂質代謝の改善,血圧の低下などのよい影響を与え,2型糖尿病患者においては血糖コントロールの改善も認められる.1型糖尿病患者では運動療法による長期の血糖コントロールの改善は必ずしも期待できないが,その他の効果は認められるため,治療の一環として中等度の運動療法が勧められており,インスリン療法を行っているからといって運動を制限する必要はない.また,運動療法のみならず,日常生活における身体活動量を増加させることも効果的であると考えられている.


 
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