ガイドライン

根拠と総意に基づくカンガルーケア・ガイドライン(完全版)

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トピック3:正期産児に出生直後に行う「カンガルーケア」


推奨

トピック3  正期産児に出生直後に行う「カンガルーケア」
推奨グレードB 健康な正期産児には、ご家族に対する十分な事前説明と、機械を用いたモニタリングおよび新生児蘇生に熟練した医療者による観察など安全性の確保(※注6)をした上で、出生後できるだけ早期にできるだけ長く(※注7)、ご家族(特に母親)とカンガルーケアをすることが薦められる。
  • ※注6 今後さらなる研究、基準の策定が必要です。
  • ※注7 出生後30分以内から、出生後少なくとも最初の2時間、または最初の授乳が終わるまで、カンガルーケアを続ける支援をすることが望まれます。


カンガルーケアを行うにあたって:前提条件
角1 角2
 
カンガルーケア(直肌[じかはだ]のだっこ)を薦める際には、どのような場面でもご家族の心理的社会的な支援を整えることも含めて行ってください。また、実施に先立ちご家族に情報提供を十分に行い、ケア実施の希望を確認してください。
ときにご家族の考えと医療スタッフの考えがうまく一致しないことがあるかもしれませんが、「赤ちゃんが中心であるChild-centred Care」という原則をいつでも忘れずに行動しましょう。
ケアの実施にあたっては、直接のケアの時間内だけでなく、ケアの前後数時間を含めて安全面に最大限の配慮を行ってください。これらの条件が十分に守られない時は、形だけのカンガルーケアになってしまい本来の効果を期待できない恐れがあります。
 
角3 角4
注:推奨グレードは、根拠になる情報の確かさや強さに基づいてつけられたものであり、その推奨の重要度を示すものではありません。


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