ガイドライン

(旧版)食道癌診断・治療ガイドライン 2007年4月版

書誌情報
IV.外科治療

 
B.胸部食道癌に対する手術
要約

胸部食道癌は頸・胸・腹の広範囲にリンパ節転移がみられることが多く右開胸を行い,リンパ節郭清とともに胸腹部食道は全摘することが一般的である。食道の切除断端と腫瘍との距離については残置食道壁の癌遺残とリンパ節郭清範囲という両方の点から判断する必要がある。
胸部食道癌では癌腫の占居部位や大きさ,深達度などによって,個々の症例に応じてCT,US,MRIなどを用いての術前評価により郭清範囲を決定する。
再建経路としては胸壁前,胸骨後,後縦隔の3経路がある。各々一長一短はあるが,最近では後縦隔経路による再建が最も多く施行されている。再建臓器としては胃が最も多く用いられている。

 

書誌情報