ガイドライン

(旧版)大腸癌治療ガイドライン医師用 2010年版

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Clinical Questions

 


CQ11:術後補助化学療法と年齢
推奨カテゴリーA
70歳以上の高齢者でも,PSが良好で主要臓器機能が保たれており,化学療法に対してリスクとなるような合併症がなければ,術後補助化学療法を行うことが可能である。



欧米で行われたRCTのpooled analysisなどの解析から286),287),288),70歳以上の患者においても,60歳以下の患者と同等の再発抑制効果と生存期間延長が示されている。副作用については,高齢者では好中球減少が強く出る傾向にあるが,他の有害事象についてはほぼ同等である。ただし,Mayo法では粘膜障害などがより強く出る傾向があるため,高齢者にはMayo法は行うべきではない。多くの高齢者では種々の合併症をもつことが多いため,適応の判断には主要臓器機能や全身状態を加味して慎重に判断する必要がある。

 

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