ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく
膵癌診療ガイドライン 2006年版

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CQ4 外科的治療法


CQ4-5 膵癌では手術例数の多い施設の合併症が少ないか?

【明日への提言】
膵癌の外科治療にあたって留意しなければならないことは,難度の高い手術であり,術後合併症の頻度が高く,重篤な合併症へと発展する可能性があることである。症例の多い施設では合併症発生の頻度も低く,合併症が発生した際にも適切な対応をとりやすい。膵癌外科治療は「専門の外科医がいて周術期管理にすぐれた施設」で受けることを推奨する。high volume centerの定義は明らかとなっていない。報告で取り上げている術式は難度が高く,合併症が問題となる膵頭十二指腸切除術がほとんどである。文献的には20〜25以上をhigh volume centerと分類しているケースが多い。以上より膵頭十二指腸切除術を年間20例以上施行している施設をhigh volume centerと考えたい。

 

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