ガイドライン

(旧版)前立腺癌診療ガイドライン 2006年版

書誌情報
第5章 放射線療法

 
E.高線量率組織内照射(HDR),外照射併用療法
CQ3  〔照射の種類と方法〕イリジウム192による高線量率組織内照射,外照射併用療法での適切な治療技術はどのようなものか?

推奨グレード C
いまだ探索的治療法であり,組織内照射と外照射との線量比を含めて至適線量については勧められるだけの根拠が明確でない。

 解 説
外照射:ABSの勧告1)では低リスクでは前立腺全体と精嚢の近位側を含め,中から高リスクでは前立腺全体と精嚢を含め,HDRの前または後2週間に照射する。
RTOG-03212)では2/3PSA+{(GS-6)×10}が>15%の時は全骨盤照射としている。局所照射の場合は前立腺と精嚢周囲に1-1.5cmのマージンをつけてPTVとしている。
高線量率組織内照射:RTOG-03212)ではTRUS下で刺入し金属針の使用は勧めていない。T1c-T2bのCTVは前立腺のみ,T3a-T3bでは前立腺と被膜をCTVとしている。


 参考文献
1) Rodriguez RR, et al. High dose rate brachytherapy for prostate cancer. Assessment of current clinical practice and the recommendation of the American brachytherapy society. J of Brachytherapy International. 2001;17:265-82.
2) RTOG homepage http://www.rtog.org

 

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