ガイドライン

(旧版)前立腺癌診療ガイドライン 2006年版

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第3章 治療総論


4 放射線療法

(3)組織内照射療法

現時点で本邦でも可能な内照射療法の代表的なものとして,125Iによる密封小線源永久挿入治療法,および192Irによる高線量率組織内照射がある。125Iによる永久挿入密封小線源治療法は放射能を有する金属製のチップを超音波ガイド下に前立腺に埋め込むやりかたでアメリカでは広く施行されている。本邦では2003年3月に認可された。低リスクでは単独で,中・高リスクでは外照射と併用されることが多い17)(III)18)(II)。内分泌療法との併用効果については,無作為割付による治療成績の比較検討はいまだ行われていない。これは密封小線源永久挿入治療単独での最良の適応対象は,もともと内分泌療法の併用効果が少ないと考えられている低リスク症例であることなどによる。192Irによる高線量率組織内照射は通常外照射と併用され局所限局性前立腺癌に加え,局所浸潤性前立腺癌を対象としている。内照射,外照射ともに合併症としては直腸障害,排尿障害,性機能障害が挙げられる。

 

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