ガイドライン

(旧版)有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン

書誌情報
添付書類3:エビデンステーブル

 
X線検査法(コホート研究・地域相関研究)
引用
文献
著者 発表年 AF 研究
方法
対象数 対象集団
の特性
対象集団
の設定条件
評価
指標
評価指標
の把握
結果
21 Inaba S, et al. 1999 1 コホート研究 検診群:9,142人
(男性4,934人/女性4,208人)
対照群(非検診群):14,992人
(男性6,536人/女性8,456人)
岐阜県の某市
41歳以上の
男性11,470人
女性12,664人
問診により過去3年以内の胃がん検診受診歴(なし、1回、2回、3回もしくは3回以上)を聞いている。胃がんまたは胃切除例を除く、追跡開始6ヶ月以内の胃がん死を除く。1992年9月から1995年12月までの40ヶ月を追跡。 胃がん死亡率 死亡票 78,156.6人年の追跡で、検診群の非検診群に対する胃がん死亡のリスク比は男性では0.72(95%CI 0.31-1.66)、女性では1.46(95%CI 0.43-4.90)で有意な減少を認めなかった。
22 Mizoue T, et al. 2003 1 コホート研究 男性
検診群:12,999人(36%)
対照群:23,156人
女性
検診群:17,772人(35%)
対照群:33,385人
40-79歳の男女
日本全国多施設
1988年-90年に自記式の問診票を提出した日本の45地域における125,000人の中から40-79歳の100,562人を抽出。 胃がん死亡率 死亡票
住民票
1988-90年にアンケート調査をした40-79歳を対象とした日本での多施設共同コホート研究である。除外基準を除いた87,312人が解析に用いられた。登録開始前1年間に胃がんスクリーニングを受けていたものをスクリーニング群とし、それ以外を非スクリーニング群とした。
8年間の経過観察で胃がん死亡は480人(男性322人、女性158人)であった。男性におけるスクリーニング群の非スクリーニング群に対する胃がん死亡についてのRRは0.54(95%CI=0.41-0.70)であった。女性では胃がん死亡についてのRRは0.74(95%CI=0.52-1.07)であったが、親に胃がん歴のある女性では胃がん死亡のRRは0.32(95%CI=0.12-0.87)であった。
23 有末太郎,他 1986 1 地域相関研究 北海道対がん協会実施の10年間の胃集検受診者1,362,320人から胃集検の高
受診率村と低受診率村に属する受診者を選定。
地域住民 40歳以上の男女で、市、区の住民は除外。北海道対がん協会実施の10年間の胃集検受診者1,362,320人から胃集検の高受診率村と低受診率村に属する受診者を選定。 SMR
SMR変化率
人口動態統計、国勢調査、等。 男性では高受診率群の胃がん死亡率(人口10万人対)が前期181.8、後期126.9と54.9低下した。低受診群では前期165.3、後期142.0と23.3低下した。低下率はそれぞれ30.2%と14.1%で両者に統計学的有意差を認めた(p<0.05)。女性では高受診率群の胃がん死亡率が前期90.3、後期57.3と33.0低下した。低受診群では前期79.5、後期61.4と18.1低下した。低下率はそれぞれ36.5%と22.6%で両者に統計学的有意差を認めた(p<0.05)。

 

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