ガイドライン

(旧版)有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン

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IV.結果

 
2. 検診方法の証拠

4)ヘリコバクターピロリ抗体
間接的証拠

1)検診の評価
Watabeらは、ペプシノゲン法(PG)とヘリコバクターピロリ抗体(HP)による検診受診者9,293人を平均4.7年間追跡し、この間に平均5.1回の胃内視鏡検査を施行した67)。A群(PG正常、HP陰性)を基準とした胃がん罹患のハザード比は、B群(PG正常、HP陽性)1.1、C群(PG陽性、HP陽性)6.0、D群(PG陽性、HP陰性)8.2であった。この結果から、PG法とHP抗体による検診受診者の集約の可能性が示された。山ノ井らは、検診発見胃癌140人と非胃癌検診受診者206人を対象にペプシノゲン法と血清ヘリコバクターピロリ抗体を測定し、感度は87.1%、特異度は40.8%と報告している59)

 

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