ガイドライン

(旧版)有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン

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IV.結果

 
2. 検診方法の証拠

1)胃X線検査
証拠のレベル:2++

複数の症例対照研究、1文献の地域相関研究、1文献のコホート研究(留保付き)によって胃がん死亡率減少効果が認められている。ただし、いずれの方法も観察研究であることから、完全にバイアスを制御できるわけではない。しかし、これらの直接的証拠は同様の結果を示しており、さらに、間接的証拠でも精度評価や生存率など死亡率減少効果を導く多くの研究があることから、証拠のレベルは2++と判定した。X線検査法による40才以上を対象とした逐年の胃がん検診は死亡率減少効果を示す相応の根拠がある。ただし、間接撮影と直接撮影では、不利益の大きさが異なることから、事前に不利益に関する十分な説明が必要である。

 

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