ガイドライン

(旧版)エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン ―難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班 プロジェクト研究グループ

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推奨ステートメントと解説


9.小児期潰瘍性大腸炎の特徴

9.4 小児の潰瘍性大腸炎における外科手術の適応13,14,15)

成人例における適応に加えて,成長障害が認められる例では手術を考慮する:推奨グレードI(IV・9)

成人と同様、大腸全摘、回腸嚢肛門吻合術あるいは回腸嚢肛門管吻合術が標準術式である:推奨グレードA(Ia・8)

解説: 小児における外科手術の適応としては、成人例における適応に加え、小児期に特有な成長障害を考慮しなければならない。術後は確実にステロイドからの離脱が可能であり、成長障害を有する例では“catch-up”が得られる。確実なcatch-upを得るためには、骨端線が閉鎖する前に手術を行う必要がある。術式は小児でも成人と同様であり、術後長期経過においても良好な排便機能が得られる。

 

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