ガイドライン

(旧版)エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン ―難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班 プロジェクト研究グループ

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推奨ステートメントと解説


6.緩解期の潰瘍性大腸炎における維持療法

6.7 重症潰瘍性大腸炎の緩解維持療法22,23)

重症UCの緩解後の維持療法において、SASPによる緩解維持率はAZAと同等であり、副作用はより少ない:推奨グレードI(Ib・6)

重症UCの緩解後の維持療法において、SASP単独よりもAZAを併用するほうが、より高い緩解維持効果が得られる:推奨グレードA(Ib・7)

解説: 重症UC緩解後の維持療法では、ASA製剤とAZAの効果は同等とする報告がある。ただしASA製剤単独よりもAZAを併用したほうが緩解維持効果は高いという報告もある。専門家の評価が後者をより重視しているのは、重症例では万全の再燃予防が必要との考えに基づくものであろう。

 

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