ガイドライン

(旧版)エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン ―難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班 プロジェクト研究グループ

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推奨ステートメントと解説


6.緩解期の潰瘍性大腸炎における維持療法

6.1 緩解維持のための食事療法1)

一般的な食事制限の中で、再燃リスクを減少させるものは認められない:推奨グレードB(IIIa・8)

解説: クローン病と異なりUCでは食事療法の意義は少ない。多くの患者は例え緩解期にあっても自主的に食事制限を行い、乳製品を回避する傾向が見られているが、その再燃予防効果は定かではなく、逆に栄養の欠乏が指摘されている。特に緩解期では不必要な食事制限により患者の栄養維持を妨げたりQOLを損なったりすべきではない。またUCにおいては成分栄養剤の効果を示すエビデンスはない。

 

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