ガイドライン

(旧版)エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン ―難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班 プロジェクト研究グループ

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推奨ステートメントと解説


3.活動期の遠位大腸炎における緩解導入治療

3.1 活動期の遠位大腸炎に対する基本治療薬1)

軽症〜中等症の遠位大腸炎型UCは、経口ASA製剤、局所5-ASA、局所ステロイド剤を基本薬として用いて治療する:推奨グレードA(Ia・9)

解説: 遠位大腸炎型UCにおけるこれらの薬剤の緩解導入効果を示す多くの無作為比較試験(RCT)が報告されている。いずれも有用な薬剤であるため、薬剤相互の比較や投与経路を考慮した使い分けについて以下の項を参照されたい。なお引用文献には複数の5-ASAが含まれており、それぞれ若干の相違がある。現在わが国で使用可能な薬剤はメサラジンのみであるが、複数の5-ASAで得られたエビデンスを参考にステートメントを作成した。

注: 本ガイドラインでは、サラゾスルファピリジン(SASP)とメサラジンを包括してASA製剤(アミノサリチル酸製剤)と記載し、メサラジンをはじめとした5-アミノサリチル酸の場合は5-ASAとする。

 

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