ガイドライン

(旧版)エビデンスとコンセンサスを統合した潰瘍性大腸炎の診療ガイドライン ―難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班 プロジェクト研究グループ

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推奨ステートメントと解説


2.診断と検査法

2.3 内視鏡所見1,2,3)

典型的には血管パターンの消失、顆粒状粘膜、易出血性、潰瘍などの所見を連続性に認める:推奨グレードI(V・8)

粘膜はびまん性に侵され、血管透見像は消失し、粗ぞうまたは細顆粒状を呈する。さらに、脆くて易出血性(接触出血)を伴い、粘血膿性の分泌物が付着しているか、多発性のびらん、潰瘍あるいは偽ポリポーシスを認める:推奨グレードI(V・9)

解説: 内視鏡所見は海外の一般的な記載と厚生省下山班の仔細な表現を基にステートメントを作成し、専門家のコンセンサスを得た。しかしこうした表現のみで内視鏡診断が可能なわけではなく、あくまでも消化器専門医が参考とする基準的所見である。またこれらの所見の存在が必ずしも診断確定的ではないことに留意したい。

 

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