ガイドライン

有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン
平成16年度 厚生労働省がん研究助成金
「がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究」班

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VI.考察


5.受診率対策

受診率対策としては、諸外国においてもその取り組みはまだ十分といえない状況であった。同様に抽出された受診率関連論文のうち重複論文を除外した133文献から、さらにわが国における受診率対策に寄与すると考えられた13文献について検討した結果99,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111)、受診率の向上を図るためには以下のような方策を講ずることが考えられた。

(1) 他の健診と同時に大腸がん検診を実施すること。
(2) 便潜血検査未提出者への催促の葉書送付や電話をすること。
(3) 家庭医・主治医からの勧奨や高齢者等住民自身からの勧奨を行うこと。
(4) 大腸がんとその検診方法についての小冊子やビデオを作成して勧奨に用いること。その際には心理学や広告に関する専門家の参画を得て行う必要がある。

 

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