ガイドライン

有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン
平成16年度 厚生労働省がん研究助成金
「がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究」班

書誌情報
I.はじめに


ポリープとがん

大腸ポリープには、過形成性と腺腫性がある。過形成性ポリープは、がんには進展しない。腺腫性ポリープの一部ががんに進展するが、多くの腺腫性ポリープはそのままか、一部退縮するものもある。腺腫性ポリープは、9.5〜30.4%に存在し、年齢とともに増加する2)。1cm未満の腺腫性ポリープのうち、がんに進展するものは1%以下と推定される3)。1cm以上の腺腫性ポリープのうち、10年以内に10%、25年経つと25%ががんに進展する。多くの大腸がんは、腺腫性ポリープを経てがんになると理解されているが、一部ポリープを経ずにがん化する病変もあると考えられている。

 

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