ガイドライン

EBMの手法による
周産期ドメスティック・バイオレンスの支援ガイドライン

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第6章 推奨内容の抜粋


II DVスクリーニング

3.臨床症状の探索

CQ11: 流産および人工妊娠中絶を,DVの臨床症状として注意すべきか?
推奨度A DVの探索においては,複数回の流産または中絶の経験のある妊婦に,特に注意する。

CQ12: DVの臨床症状として,どのような外傷に注意すべきか?
推奨度C DVの探索においては,外傷の中でも,特に頭部・頸部・顔面のけがに注意する。

CQ13: 妊婦の身体変化として,何に注意すべきか?
推奨度C DVの探索においては,妊娠中の体重増加異常(過剰または過少な増加)に注意する。

CQ14: 妊婦の精神症状として,何に注意すべきか?
推奨度B DVの探索においては,外傷後ストレス障害(PTSD),情緒的抑うつ状態に注意する。
推奨度C また,性交への恐れや性欲障害に注意する。

CQ15: DVの臨床指標として,妊婦健診受診時期の遅れに注意すべきか?
推奨度B DVの探索においては,妊婦健診受診時期が遅れている場合には注意する。

CQ16: DVの臨床指標として,過去のDV被害経験に注意すべきか?
推奨度C DVの探索においては,過去のDV被害経験に注意する。

CQ17: DVの臨床指標として,低出生体重児出産に注意すべきか?
推奨度A DVの探索においては,低出生体重児を出産した場合には,特に注意する。

CQ18: DVの臨床指標として,胎児ジストレス(non-reassuring fetal status)および胎児死亡に注意すべきか?
推奨度A DVの探索においては,胎児ジストレス(non-reassuring fetal status)および胎児死亡に,特に注意する。


 

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