ガイドライン

EBMの手法による
周産期ドメスティック・バイオレンスの支援ガイドライン

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第7章 推奨と解説


II DVスクリーニング

3.臨床症状の探索

2)胎児または新生児

(2)胎児ジストレス(non-reassuring fetal status)または胎児死亡

CQ 18: DVの臨床指標として,胎児ジストレス(non-reassuring fetal status)および胎児死亡に注意すべきか?
推奨度A DVの探索においては,胎児ジストレス(non-reassuring fetal status)および胎児死亡に,特に注意する。


解 説
米国での低所得者層の妊婦を対象としたコホート研究では,暴力被害を受けた妊婦は,受けていない妊婦に比べ,胎児ジストレス(non-reassuring fetal status)または胎児死亡が有意に多かった(妊婦の年齢と喫煙という要因で調整後のOR 3.68, 95%CI:1.36, 9.94)と報告されている(Dye et al., 1995レベル1b)。

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