ガイドライン

EBMの手法による
周産期ドメスティック・バイオレンスの支援ガイドライン

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第6章 推奨内容の抜粋


II DVスクリーニング

1.DVの有無について質問する:DVのスクリーニング

CQ3 : 周産期ケアの場で,DVのスクリーニングは必要か?
推奨度B 周産期ケアの場で,妊婦および産婦に対して,DVに関するスクリーニングを行う。

CQ4 : スクリーニング対象者を特定の集団に限定することは推奨されるか?
推奨度A DVスクリーニングは全妊産婦を対象とする。
推奨度D DVスクリーニングの対象を,DVのリスク因子・兆候・症状がある女性のみに限定すべきではない。

CQ5 : スクリーニングはどのような場所と設定で行うのが適切か?
推奨度A DVスクリーニングの実施は,女性のプライバシーが守られる場所で,かつ夫や他の家族を同席させずに,女性が一人のときに行う。

CQ6 : 医療者はDV被害女性に対してどのような態度で接するのが適切か?
推奨度A 医療者は,女性のこれまでの体験や気持ちを尊重し,常に支持的で温かい態度で接する。

CQ7 : DVスクリーニングに有効なスクリーニング用具は何か?
推奨度B DVスクリーニング用具は,「女性の虐待アセスメント尺度」「パートナーの暴力判定尺度」「女性に対する暴力スクリーニング尺度」のいずれかを用いる。(資料6-1,2,3参照)

CQ8 : DVスクリーニングはどのような方法で行うのが適切か?
推奨度B DVスクリーニングは,スクリーニング用紙に自分で記入してもらう方法で行う。

CQ9 : DVスクリーニングはいつ頃,何回行うか?
推奨度C DVスクリーニングは,1回のみではなく複数回行う。
推奨度C DVスクリーニングは,原則的に妊娠中に行うのが望ましいが,入院中など出産後に行ってもよい。


 

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