ガイドライン

EBMの手法による
周産期ドメスティック・バイオレンスの支援ガイドライン

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第4章 ドメスティック・バイオレンスの実態


II 一般女性の被害実態

周産期に限定しない一般女性を対象とした研究では,実態調査として25論文が採択された。他に,システマティック・レビュー1論文,前向きコホート研究1論文,ケース・コントロール研究1論文,横断研究20論文,記述相関研究2論文であった。

 まとめ

一般女性対象でのDV被害実態調査では,過去12カ月以内での虐待の発生割合は4%から22.7%の範囲であった。
過去12カ月に限定せず,過去の虐待被害経験まで含めると虐待発生割合はさらに増加し,36.9%から54.2%であった。
配偶者からの虐待を受けていた女性の家庭では,虐待のない家庭に比べて,子どもへの虐待が起こる可能性は2倍であった。
DV被害女性は,医療への受診行動を多くとり,年間の医療費請求が多かった。


 

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