ガイドライン

EBMの手法による
周産期ドメスティック・バイオレンスの支援ガイドライン

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第1章 緒言


VII 作成法

7.外部評価

本ガイドラインは,臨床疫学者,女性支援団体リーダー,サバイバー,セラピスト,DV相談員,医師,助産師,看護師,保健師,弁護士等に評価を依頼した。評価者には,各項目に対する意見・コメントをいただくか,あるいはAGREE13を用いた評価を依頼した。
AGREEによる評価は22人に依頼し,16人による評価結果が得られた。AGREEは,作成過程に関する評価として6領域を設定し,各領域ごとに標準化スコア(最大得点,最小得点,および評価対象ガイドラインの獲得点から計算され,%で示される)を求めるものである。本ガイドラインの評価では,領域1「ガイドラインの対象範囲や目的の記載」,領域3「ガイドライン開発方法の厳密さ」に関する標準化スコアは96%,88%と高い評価が得られたが,領域2「利害関係者の関与に関する記載」,4「推奨の明快さと提示方法」,6「編集の独立性」に対する評価はそれぞれ62%,68%,57%と中程度であり,領域5「臨床現場への適応性」については38%と低い評価であった。
外部評価を基に,ガイドラインの修正を行った。

13 AGREE共同計画(2001). 研究と評価のためのガイドライン吟味(AGREE:Appraisal of guidelines for research & evaluation)手法


[外部評価者一覧]
氏名 所属および専門
福井次矢 京都大学 臨床疫学 / 内科(総合診療科)
中山健夫 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学,疫学者
松本清一 日本性教育協会理事,日本性科学連合名誉会長,日本性科学学会名誉理事長,産婦人科医
雨森良彦 葛飾赤十字産院,産婦人科医
佐藤孝道 聖路加国際病院産婦人科部長,産婦人科医
佐々木静子 まつしま産婦人科小児科病院,産婦人科医
三輪和恵 NPO法人 女性の安全と健康のための支援教育センター,保健師
清水 亮 かけこみ女性センターあいち,シェルター開設助産師
平川和子 東京フェミニストセラピィセンター,カウンセラー
中島幸子 レジリエンス,DVコンサルタント
西山さつき レジリエンス,DVコンサルタント
鈴木隆文 アライズ総合法律事務所,弁護士
早苗麻子 萌クリニック,精神科医
福井トシ子 杏林大学医学部付属病院 看護部長,助産師
桑原美弥子 聖路加国際病院救命救急センター,看護師(CNS)
白木和夫 聖路加看護大学,小児科医
東千恵子 翻訳家,海洋生物学研究者
中村幸代 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
皆川朋子 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
蛭田明子 聖路加看護大学大学院博士前期課程,日本赤十字社医療センター,助産師
鈴木律子 聖路加看護大学大学院博士前期課程,杏林大学医学部付属病院,助産師
小林紀子 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
深澤洋子 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
大隅 香 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
前田尚美 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
佐藤泰子 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
斎藤美貴 聖路加看護大学大学院博士前期課程,助産師
太田尚子 聖路加看護大学大学院博士後期課程,助産師
中川有加 聖路加看護大学大学院博士後期課程,助産師
小林康江 聖路加看護大学大学院博士後期課程,山梨大学大学院医学工学総合研究部,助産師
所属は2004年7月現在

 

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