ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第XIII章 特殊な胆道炎


2. 高齢者の胆道炎
Q111. サージカルリスクのため手術困難と判断された高齢者の急性胆嚢炎に対する治療法は?

サージカルリスクのため手術困難と判断された高齢者の急性胆嚢炎に対する経皮経肝胆嚢ドレナージ(推奨度B)

急性胆嚢炎,特に状態の不良な高齢者の急性胆嚢炎の最初の治療として経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD : percutanous transhepatic gallbladder drainage)の有効性・安全性に対して,症例集積研究レベルでいくつかの報告があり,有用性が示唆されている(レベル4)10,11,12)。 また無石胆嚢炎では経皮経肝胆嚢ドレナージを施行し状態が改善すれば,胆嚢摘出術を行うことなく治療を終えることも可能である。(レベル4)12)。 一方,胆石合併例では全身状態の改善をみた後に手術可能であれば,最終的には胆嚢摘出術が推奨される(レベル4)12)

 

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