ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第X章 急性胆嚢炎 -基本的治療-


1. 基本的治療方針と初期治療
Q85. 急性胆嚢炎の初期治療は何か?

手術や緊急ドレナージ術の適応を考慮しながら,絶食,十分な輸液と電解質の補正,鎮痛剤,抗菌薬投与を行う。(推奨度A)

絶食の是非に関する質の高いエビデンスはないが初期治療は食事を止めて行うことが原則である。 緊急ドレナージ術や手術の適応を考慮しつつ,vital signに注意しながら保存的治療に反応するかどうか12〜24時間経過観察する。 保存的治療のみで軽快する症例も多く(レベル1a〜4)1,2,3),軽症例では抗菌薬の投与の必要がないという報告もあるが,通常は細菌感染の合併している可能性があるため予防的に抗菌薬を投与する(「第X章/2./Q92.どのような症例に抗菌薬を投与すべきか?」参照)。

 

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