ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第IX章 急性胆管炎 -診断基準と重症度判定-


4. 画像診断
4)単純X線写真
Q78. 急性胆嚢炎を疑った場合,単純X線写真を撮るべきか?

急性胆嚢炎が疑われる場合には,鑑別診断を目的として,腹部単純X線写真を撮影すべきである。(推奨度A)

急性胆嚢炎における単純X線所見としては,石灰化胆石,胆嚢腫大,軽度のイレウス像,胆道気腫,右肺底部の無気肺および胸水などがあげられるが,いずれも特異的な所見とはいえない(レベル3b)55)。 しかし,単純X線写真は,消化管穿孔や腸閉塞など急性胆嚢炎と鑑別を要する疾患の診断に有用であるので,急性胆嚢炎が疑われる場合には,他疾患との鑑別のために単純X線写真を撮るべきである(レベル5)53,54)

 

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