ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第IX章 急性胆管炎 -診断基準と重症度判定-


3. 血液検査
Q69. 急性胆嚢炎の診療におけるビリルビン,肝・胆道系酵素の血中濃度測定の意義は?

ビリルビンと肝・胆道系酵素(ALP,γ-GTP,AST,ALT)の血中濃度の測定は,急性胆嚢炎における,急性胆管炎,総胆管結石などの合併病態の把握に有用である。 (推奨度A)

急性胆嚢炎における,肝・胆道系酵素とビリルビンの血中濃度の高度上昇は,総胆管結石の合併(レベル4)19),Mirizzi症候群,あるいは肝炎の併発を意味する。 また,前述のように,急性化膿性胆嚢炎では高ビリルビン血症を呈する17)。急性胆嚢炎において,高ビリルビン血症時に総胆管結石を合併する頻度は4〜73%であり(レベル4)13),高ビリルビン血症は必ずしも総胆管結石の合併を意味しない。



 

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