ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第IX章 急性胆管炎 -診断基準と重症度判定-


3. 血液検査
Q68. 急性胆嚢炎の重症度判定に必要な血液検査は?

白血球数,CRPの他,ビリルビン,尿素窒素,クレアチニンが急性胆嚢炎の重症度判定に必要な血液検査である。(推奨度A)

急性化膿性胆嚢炎,急性壊疽性胆嚢炎は,いずれも重症急性胆嚢炎である。 末梢血白血球数(15,000/mm3以上),血中CRP濃度,血中ビリルビン濃度,の高度上昇は,細菌感染(急性化膿性胆嚢炎)か胆嚢壁の壊死性変化(急性壊疽性胆嚢炎)を意味する(レベル1b〜4)12,14,15)。 ただし,白血球数が増加しないこともある(27%)(レベル4)16)。 急性化膿性胆嚢炎では,血中のビリルビン濃度の上昇や血清鉄濃度の低下(レベル4)17)が高度なことが多い。 急性壊死性胆嚢炎では,尿素窒素の上昇が高度でALPの上昇は逆に軽度なことがある(レベル4)18)



 

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