ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第VIII章 急性胆管炎に対する各種ドレナージ手技


3. 内視鏡的胆道ドレナージ術の手技の実際
4)経皮経肝的胆道ドレナージ(PTCD: percutaneous transhepatic cholangial drainage or PTBD: percutaneous transhepatic biliary drainage)
内視鏡的ドレナージとの比較研究はないが,腹腔内出血や胆汁性腹膜炎などの重篤な合併症(表4)12)があることや在院日数が長くなるなどの問題点から,原則として内視鏡的ドレナージ不適応例がその対象となる。 出血傾向などは相対的禁忌であるが他に救命する方法がない場合には適応となる。 このため本ガイドラインでは内視鏡的ドレナージを推奨度A,PTCDを推奨度Bとしている。

表4 PTCDの重篤な合併症(文献12)より引用)
合併症 報告率 
 Sepsis 2.5%
 Hemorrhage 2.5%
 Localized inflammatory/infections
(abscess, peritonitis, cholecystitis, pancreatitis)
1.2%
 Pleural 0.5%
 Death 1.7%

 

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