ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第VIII章 急性胆管炎に対する各種ドレナージ手技


1. 臨床的意義

重症急性胆管炎は保存的治療だけでは救命が困難で1),1980年以前の報告によれば50%以上にのぼる致死率であった2,3)。 軽症例を除けば急性胆管炎治療の根幹は胆管ドレナージを行うことである。1980年以後は内視鏡的乳頭括約筋切開術(内視鏡的ドレナージ)の普及により胆管炎の死亡率は低下している。 内視鏡的ドレナージと従来の手術的開腹ドレナージとの無作為化比較対照試験(RCT)4)により,死亡率・合併症率とも有意に少ないことから内視鏡的ドレナージが急性胆管炎の第一選択であることが明らかにされている。

 

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