ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第VI章 急性胆管炎 -基本的治療-


2. 細菌学的検索と抗菌薬
Q48. 胆汁感染を臨床徴候から予測できるか?

急性胆管炎患者の胆汁中に細菌が存在するリスクファクターとしては,多変量解析により導かれた8因子(年齢70歳以上,緊急手術例,手術時の黄疸併存,手術前1週間以内の悪寒の存在,発症・入院後4週間以内の手術施行,胆道系手術既往,結石などによる胆管閉塞機転の存在)がある(レベル3b)32)。1970年代の検討であり,その後の時代変遷により現段階での意義は乏しいと思われる因子も含まれているが,高齢者,胆道系手術既往,胆管閉塞機転の存在,については今なお意義深いものと推測される。 他の因子として,ビリルビンカルシウム結石,傍乳頭部憩室,胆道消化管吻合既往などが報告されている(レベル5)24,33)

 

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