ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第VI章 急性胆管炎 -基本的治療-


1. 基本的治療方針と初期治療
Q44. 急性胆管炎の初期治療は何か?

原則として,胆道ドレナージ術の施行を前提として,絶食の上で十分な量の輸液,電解質の補正,抗菌薬投与を行う(推奨度A)。

絶食の是非に関するエビデンスはないが,原則として緊急ドレナージ術に即応できるように絶食を原則とする。
重症例では緊急ドレナージ術を行うが,中等症や軽症例でも緊急ドレナージ術を考慮しつつ,vital signに注意しながら初期治療に反応するかどうか12〜24時間慎重に経過観察を行う。

急性胆管炎の重症化,すなわち,ショック(血圧低下),菌血症,エンドトキシン血症,意識障害,急性呼吸不全,急性腎不全,DIC(血小板数減少)のいずれかを認める場合は,緊急に胆道ドレナージを行う必要がある。

 

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