ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第V章 急性胆管炎 -診断基準と重症度判定-


4. 画像診断
1)単純X線写真
Q32. 急性胆管炎を疑った場合,まず行うべき形態学的検査は?

急性胆管炎,胆嚢炎が疑われるすべての症例において,初診時に超音波検査を施行すべきである。(推奨度A)

超音波検査は,急性胆管炎や急性胆嚢炎が疑われるすべての症例において最初に行われるべき検査であり,超音波専門医以外の救急担当医により施行された場合でも比較的満足すべき診断能を有している(レベル1b)53,54)。 その簡便性,低侵襲性を考えれば,本病態における第一選択の形態学的検査法である。急性胆管炎の際にも胆嚢内結石や総胆管結石の描出,肝内胆管や総胆管の拡張から急性胆管炎を疑うことが可能となる場合があり,急性胆道炎が疑われる場合には超音波検査を行うべきである。

 

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