ガイドライン

(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン

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第III章 定義・病態と疫学


3. 予後
1)急性胆管炎
Q16. 急性胆管炎の治療後の再発率は?

10年〜15年の経過観察期間内に7〜10%の症例が急性胆管炎を再発したと報告されている(レベル4)。

急性胆管炎の治療後の再発率についてはほとんど資料がない。臨床的に想定される急性胆管炎の再発は,第一に,無治療で治癒した場合の再発率,第二に,胆管ドレナージ術は施行されずに絶食と抗菌薬など保存的に治療された場合の再発率,第三に,ドレナージ術が施行されて治療した後の再発率,である。 総胆管結石症に対する内視鏡的乳頭切開術後の長期経過を調べた症例集積研究は散見され,10年〜15年の経過観察期間内に7〜10%の症例が急性胆管炎を再発している(レベル4)85,86)
なお,治療法としては,経皮的・内視鏡的胆管ドレナージ,一期的手術などがあり,別項(第VII章 急性胆管炎 -根本的治療- 胆管ドレナージ法の選択とそのタイミング)を参照。

 

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