ガイドライン

(旧版)急性膵炎診療ガイドライン2010

書誌情報
第I章 ガイドラインの目的・使用法・作成法

 
3.ガイドライン作成法


1)第1版作成
第1版では,Evidence-based medicine(EBM)の概念を中核において,腹部救急疾患診療における専門家からガイドライン作成作業委員会,ワーキンググループを構成し,より客観的にエビデンスを抽出すべく文献検索および評価作業を行い2003年7月にガイドラインを出版した。また,その後の変更点を加筆したものを英語でも報告した6),7)

2)第1版の影響・普及の評価・患者の意見の反映
第2版の作成に先立ち,第1版出版後の臨床への影響,評価を得るため,2005年12月から2006年1月に,2,000名の臨床医の協力の下にアンケート調査を行った4)。アンケートでは,「主治医と患者間でのガイドラインに関する話題」についても検討された。

3)第2版作成
第2版でも第1版と同様に,ワーキンググループを構成し,客観的にエビデンスを抽出すべく文献検索および評価作業を行いつつ,上記アンケート調査の結果を加味しガイドライン作成を進めた。

4)2010年版作成
2010年版でも第1版,第2版と同様に,ワーキンググループを構成し,客観的にエビデンスを抽出すべく文献検索および評価作業を行いつつ,重症度判定の改訂に伴う重症度の変化を加味し,ガイドライン作成を進めた。

5)公聴会
日本肝胆膵外科学会学術集会(2009年6月)にて案を提示し,参加者からフィードバックをいただいた。

6)評価委員会
日本腹部救急医学会,日本肝胆膵外科学会,日本膵臓学会,日本医学放射線学会,厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業難治性膵疾患に関する調査研究班ならびに外部組織委員からなる評価委員会を結成し,ガイドラインの評価を行った。これらのフィードバックや評価を参考に再度検討を行った後,この2010年版を策定した。

 

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